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アメリカワイン!特徴や有名産地、高級/おすすめワインをご紹介

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パンダ家イチオシ「アメリカワイン」

アメリカワインの概要

アメリカは、フランス、イタリア、スペインに次いで世界第4位のワイン生産量を誇ります。アメリカのワインは、1769年に修道院がミサ用にワインを造ったことが始まりだと言われています。その後、ゴールドラッシュでワイン需要も増え、ワイナリーが増加しました。

しかし、1920年に禁酒法が施行され、アメリカのワイン産業は打撃を受けました。現在は、業界団体や大学などの協力による技術の発展もあり、カリフォルニアを中心に急速に回復しています。今では、世界を震撼する高級ワインも生み出し、世界中のワインラヴァーから認められるワイン大国となっています。

アメリカでは、ほとんどの州でワイン造りが行われていますが、州ごとの生産量ランキングは以下の通りです。

  1. カリフォニア州
  2. ワシントン州
  3. ニューヨーク州
  4. オレゴン州
    (2020年度)
夫パンダ

1位から3位の州について、次の章から紹介させていただきます。

生産量1位 カリフォニア州

りえパンダ

アメリカワインってあまり聞かないけど、カリフォニアワインはよく聞くよね。

夫パンダ

アメリカ生産量の80%以上はカリフォニア州で造られています。そういったこともあって多くの方にアメリカワイン≒カリフォニアワインとイメージされています。

りえパンダ

ナパバレーって聞いたことあるけどそれはなんだろう?

夫パンダ

ナパバレーはカルフォニア州にある有名な産地の名前です。カルフォニア州の最重要産地「ナパ」「ソノマ」を紹介します。

ナパ(ナパバレー)

ナパは、アメリカのカリフォルニア州にあるワイン産地であり、高品質なワインで知られています。ナパバレーは、北はマウント・サン・ヘレナから南はサンフランシスコ湾までの約50kmの範囲を指し、多くのワイナリーやブドウ園があります。

ナパの気候は、昼夜の温度差が大きく、太平洋からの冷たい風が入り込むことでブドウが良質に育つ環境が整っています。また、土壌も様々で、特に火山灰からできた石灰岩質の土壌は優れた品質のブドウを育てることができます。

ナパでは、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど、多様な品種のブドウを使ったワインが生産されています。特にカベルネ・ソーヴィニヨンは、ナパの代表的な品種のひとつであり、深みのある味わいが人気を集めています。また、カベルネ・フランやメルローなどのブレンドワインも注目を集めています。

ナパのワイナリーは、見学ツアーや試飲会などを開催しており、観光客にも人気があります。ナパバレーを訪れた際には、ワイナリー巡りを楽しんでみるのも良いでしょう。

ナパバレーのおすすめワイン

ホンマでっか!TVで明石家さんまさんが愛飲していることを公表したワインです。

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新旧世界の英知の結晶「オーパスワン」

ワイン好きなら一度は聞いたことのある、ナパで生まれた高級ワイン「オーパスワン」。カルフォニアワインの父といわれるワイン界の重鎮、ロバート・モンダヴィ氏と、フランスボルドーの五大シャトーの1つ「ムートン・ロートシルト」の当時のオーナーバロン・フィリップ・ド・ロートシルト男爵のタッグにより生まれました。新旧世界の融合の象徴として世界中から高い評価を受けています。

ソノマ

ソノマは、カリフォルニア州北部に位置するワイン産地で、ナパと並んで有名な産地のひとつです。

ソノマでは多くの品種のワインが造られておりますが、中でもシャルドネやピノ・ノワール、ザ・カベルネ・ソーヴィニヨン、ジンファンデルなどが有名です。

ソノマのおすすめワイン

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生産量2位 ワシントン州

ワシントン州は、アメリカ合衆国北西部に位置する州で、カリフォルニア州に次ぐアメリカ第2のワイン生産地域です。ワイン産業は、1980年代に始まり急速に発展しました。現在では、世界中にその名が知られ、多くのワイン愛好家に愛されるワインを生産する地域として、確固たる地位を築いています。

ワシントン州は、日照時間が長く、夜と昼の温度差が大きい乾燥した気候が特徴です。これは、ブドウの成熟に非常に適しており、果実の糖度が高くなるため、濃厚でフルボディなワインが造られることが多いです。

特に、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、リースリングなどがよく栽培され、世界的に高い評価を得ています。また、ワシントン州のワイナリーは、持続可能性に焦点を当てた取り組みを進めており、環境にやさしいワイン造りに注力しています。

ワシントン州のおすすめワイン

生産量3位 ニューヨーク州

大都市としてのイメージがあるニューヨーク州ですが、ワインの生産量はなんと全米3位なのです。

ニューヨーク州のワイン産業は、20世紀には禁酒法や州内の強力なビール産業によって打撃を受けましたが、1970年代には再び盛り返し、現在では高品質なワインが数多く生産されています。ニューヨーク州のワイン産地は、美しい自然環境に囲まれており、ワイナリー巡りを楽しめる観光スポットとしても人気があります。

また、ナイアガラではアイスワインの生産が盛んであり、その他にもリースリングやグライヴナー、セイヴァル・ブランなど、地域によって異なる品種のワインが作られています。

りえパンダ

ニューヨークのワインって日本で見たことないよね。

夫パンダ

ニューヨークのワインはそのまま地元(大都市ニューヨーク)で消費されてしまうのがほとんどなのです。

非常に気になるニューヨークのワイン。ネットで購入することが可能ですので一度試してみてはいかがでしょうか。

ニューヨーク州のおすすめワイン

パリスの審判とは?

パリスの審判は、1976年にフランスの首都パリで開催されたワインコンテストで起こった歴史的な出来事です。このコンテストは、フランスの高級ワインと、カリフォルニアやその他の新世界ワインを比較することを目的としていました。

フランスの高級ワインが優勝するだろうという予想が一般的でしたが、実際にはアメリカのカリフォルニアワインが、フランスの有名なシャトー・ムートン・ロートシルトやシャトー・モントンなどのボルドーワインを上回って優勝しました。

この出来事は、フランスの伝統的なワイン産業にとっての衝撃とともに、世界中のワイン愛好家や業界関係者に大きな影響を与えました。パリスの審判は、ワイン界において新旧世界の価値観を変える重要な事件であり、世界的に知られるようになったワインの「ジャッジメント・オブ・パリス」として歴史に名を残すことになりました。

夫パンダ

当時はワインと言ったらフランス。アメリカのワインなんて安物だろうって思われていた時代です。すごすぎです(興奮)。

赤ワイン部門の勝者「スタッグスリープ」

赤ワイン部門で優勝したのは「スタッグスリープS.L.V.1973」。さすがに現在1973年のヴィンテージを探すのは難しいですが、SLVシリーズは今でも販売しています。「SLV」というのはスタックスリープが所有する畑の名前で、ほかにも「FAY」があります。「CASK」という記載のモノもありますが「CASK」は「SLV」の中でも特別なロット(木樽)のものに附番されたもので「SLV」よりもさらに高級グレードになります。

白ワイン部門の勝者「シャトー・モンテレーナ」

白ワイン部門で優勝したのは「シャトー・モンテレーナ 1973年」。現在でも昔ながらのスタイルを貫いてくれているシャトーです。当時のままのお味を是非味わってください。

カルトワインとは?

前述の伝説級の出来事「パリスの審判」以降、カリフォニアワインに世界中から注目が集まりました。カリフォニアワインもさらに目覚ましい進化を遂げ、評論家からの高評価を受けたハイクオリティなワインは異常な人気を博し、いつしか「カルトワイン」とまで呼ばれるものまで現れるようになります。

そのカルトワインの頂点に君臨するのが「スクリーミング・イーグル」です。

夫パンダ

2000年のオークションでは、マグナムボトルがなんと50万ドル(当時で約5,300万円)の値が付きました。

カルトワインは世界中のコレクターにとって憧れのワインとなっています。

おすすめの生産者

ダックホーン

1976年にナパバレーに設立されたワイナリーです。2009年のオバマ大統領の就任式昼食会で当ワイナリーのワインが振舞われたことでも有名です。

ダックホーンが有名になったきっかけは、それまでサポート役と考えられていたメルロー品種を主体で造ることに成功したことによります。

ダックホーンの人気ブランド「デコイ」

デコイはダックホーンの中でも比較的リーズナブルに購入できるシリーズですが、品質は価格以上のすばらしいものばかりですので一度お試しください。





可愛い缶ワインもあります。成城石井などでも売っているようです。

ベリンジャー

1876年創業のナパに現存する最古のワイナリーです。

それぞれの土地に最適な品種を栽培し、その個性を最大限に引き出すのがベリンジャーの強みです。その結果は、数々の受賞歴で実証されています。

またワイナリーの公開ツアーを世界で初めて実施し現在のワインツーリズムブームのきっかけを作るなど、ワイン業界に大きな貢献をしてきたワイナリーでもあります。

ベリンジャーのワインセット

ベリンジャーのおすすめワインセットです。





最後に

今回はアメリカワインを紹介させていただきました。

これを機会にアメリカワインも試していただけると幸いです。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

ワインを飲む量は年間350本。
IT系会社勤務、ワインを学び続ける2児のパパ。
【保有資格】
・日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
・日本ソムリエ協会認定ワイン検定講師

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