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絶品パルミジャーノ・レッジャーノ。風味豊かなイタリアの伝統チーズ
りえパンダ
パルミジャーノ・レッジャーノってどんなチーズなんだろう?
今回はパルミジャーノ・レッジャーノについて解説いたします。
目次
パルミジャーノ・レッジャーノとはどんなチーズ?
タイプ | ハードタイプ |
原産国 | イタリア |
原料 | 牛乳 |
乳脂肪分 | 32% |
熟成期間 | 1年 |
世界中にファンがいる「イタリアチーズの王様」、パルミジャーノ・レッジャーノ。イタリアのエミリア・ロマーニャ州で造られるハードタイプのチーズです。
このチーズは一般的に「パルメザン」として知られている粉チーズの本家本元です。24~36か月もの歳月をかけて熟成されると、表皮は美しい飴色に変わり、チーズ内部にはアミノ酸の結晶が形成され、ジャリジャリとした食感を楽しむことができます。
パルミジャーノ・レッジャーノを最高の状態で味わえる瞬間は、ホールを切り分けたり、おろして粉にした時に立ち上がる香りに触れる瞬間です。そのため、鮮度の良いチーズを選ぶことが重要です。ぜひ、最高の味わいを楽しむために、鮮度にこだわったパルミジャーノ・レッジャーノを選んでください。
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パルミジャーノ・レッジャーノにまつわるエピソード
14世紀前半、北イタリアの修道院たちは、大量のミルクを保存するためにハードタイプの大型チーズの製造を始めました。それがパルミジャーノの原型とされています。最近では、パルミジャーノの産地では、このチーズの美味しさについて様々な要素が議論されています。牛の品種や産地の自然環境、熟成期間などがその要素です。これらの情報は日本の店頭でも表示されますが、忘れてはならない最も重要な点は、まだまだ家内工業的なスケールで職人たちが手作業で一つ一つ丁寧に作り上げているということです。
まず、専門の銅鍋に約1200ℓのミルクを注ぎます。次に凝固したカード(チーズの固まり)を細かくカットし、鍋の底に沈め、適切なタイミングで布でくるみ上げます。そのカードを二つに分け、型に詰めて水分を抜き、形を整えます。原料の乳は季節によって異なる性質を持ちます。すべてのタイミングを正確に計るのは、経験豊富な職人たちの勘であり、コンピューターでは代替できない世界なのです。
パルミジャーノ・レッジャーノに合うワイン
ランブルスコ
ランブルスコは、パルミジャーノ・レッジャーノと同じイタリアのエミリア・ロマーニャ州で生産される赤いスパークリングワインです。ランブルスコのフルーティーで華やかな味わいが、パルミジャーノ・レッジャーノの濃厚で塩気のある風味と相まって、相乗効果を生み出します。
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終わりに
今回はハードタイプのパルミジャーノ・レッジャーノを紹介させていただきました。エピソードとともにワインとのマリアージュを楽しんでいただけたら幸いです。今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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