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フランス最古のチーズ、ブルーチーズ。歴代の王が愛した魅力に迫る

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りえパンダ

ロックフォールってどんなチーズなんだろう?

夫パンダ

今回はロックフォールについて解説いたします。

目次

ロックフォールとはどんなチーズ?

タイプ青カビタイプ
原産国フランス
原料羊乳
乳脂肪分52%
熟成期間3か月

イタリアのゴルゴンゾーラとイギリスのスティルトンと並んで、世界三大ブルーチーズの一つとして知られています。このチーズには2000年以上もの歴史があり、フランスの歴代の王たちによって大切にされてきたという独自の物語も数多く存在します。

他のブルーチーズと同様に、ロックフォールも塩味が強い特徴を持っています。しかし、羊乳由来のバターのようなクリーミーさと甘みがあり、青かびの風味と組み合わさって、非常に個性的な味わいを楽しむことができます。興味深いことに、ブランドによっても味わいが異なるので、それぞれのブランドごとに楽しめるバリエーションもあります。

ロックフォールにまつわるエピソード

ロックフォールの最大の特徴は、その独占的な熟成場所にあります。ロックフォールと名乗るには、南フランスのコンバルウ山のふもとに位置するロックフォール村の自然の洞窟で熟成されたものでなければなりません。この規制は、約600年前にフランス国王シャルル6世がこの地域を保護するために導入したもので、今でも厳格に守られています。

洞窟には、ロックフォール村にあるさまざまなチーズメーカーの社屋から入ることができます。洞くつは幅300mあり、11階層に分かれ、回廊は2kmにも及びます。最大手のソシエテ社や、蜂のマークで知られるパピヨン社、手作業にこだわるカルル社など、いくつかのメーカーが共同でこのスペースを利用しており、世界中で食べられているすべてのロックフォールを熟成させています。

洞窟の特筆すべきポイントは、フルリーヌと呼ばれる洞窟内のところどころにある亀裂から吹き込まれる冷涼で湿度を含んだ風です。この自然の風がチーズに独特の風味を与えるのです。ロックフォールの熟成場所は、チーズが理想的な環境で育ち、品質の高い味わいを生み出すために重要な要素なのです。

ロックフォールに合うワイン

ボルドーの甘口白ワイン「ソーテルヌ」

ロックフォールとの定番のペアリングワインは、甘口ワインです。その中でもソーテルヌが最適な組み合わせとされています。ソーテルヌは甘みと豊かな果実味が特徴であり、ロックフォールの塩味と酸味との相性が抜群です。この絶妙なバランスは、素晴らしいペアリングとなっています。ロックフォールの風味を一層引き立て、舌に広がる味わいは言葉では表現しきれないほどです。

ボルドーの重めの赤ワイン

ロックフォールのクリーミーさが赤ワインのタンニンと調和し、豊かな果実味がチーズの風味を引き立てます。力強さと奥行きが口の中で融合し、極上の味わいを演出してくれます。

終わりに

今回は青カビタイプのロックフォールを紹介させていただきました。エピソードとともにワインとのマリアージュを楽しんでいただけたら幸いです。今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

ワインを飲む量は年間350本。
IT系会社勤務、ワインを学び続ける2児のパパ。
【保有資格】
・日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
・日本ソムリエ協会認定ワイン検定講師

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