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カマンベール・ド・ノルマンディ。風味豊かなチーズの神髄を堪能せよ!
りえパンダ
カマンベール・ド・ノルマンディーってどんなチーズなんだろう?
今回はカマンベール・ド・ノルマンディについて解説いたします。
目次
カマンベール・ド・ノルマンディとはどんなチーズ?
タイプ | 白カビタイプ |
原産国 | フランス |
原料 | 牛乳 |
乳脂肪分 | 45% |
熟成期間 | 21日 |
カマンベールチーズは、フランス北西部のノルマンディーで生まれた伝統的なチーズです。
ノルマンディーで製法を守りながら作られているカマンベールのみ、AOPの認証制度によって「カマンベール・ド・ノルマンディー」という原産地名が付けられています。
殺菌乳を使用しているものにはAOPマークが付いていません。無殺菌乳を使用しているため、香り、塩分、コクが強く、個性的な味わいを持っています。
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カマンベール・ド・ノルマンディにまつわるエピソード
カマンベールチーズの故郷であるフランスのノルマンディー地方は、冬は温暖で夏は比較的涼しく、降雨も頻繁にあるため、牧草の生育に適した土地です。この地域は良質なミルクや乳製品で評価されています。
カマンベールチーズの製法は、フランス革命の混乱を逃れてノルマンディーにやってきた司祭によって伝えられました。その司祭をかくまったのが、カマンベール村の農婦であるマリー・アレル。彼女が司祭の助言を受けてカマンベールチーズを作ったと言われています。カマンベールチーズの誕生は1791年とされ、1991年には200周年を祝う祭典も行われました。
カマンベールチーズが広く知られるようになったのにはいくつかの要因があります。たとえば、1850年にはパリとノルマンディー地方のオージュを結ぶ鉄道が開通しました。これによってナポレオン3世の目に留まり、カマンベールチーズは急速に普及しました。また、1880年には輸送に便利な薄い木の箱が考案されたことも、カマンベールチーズの発展に追い風となりました。
カマンベール・ド・ノルマンディに合うワイン
北フランスの軽めの赤ワイン
カマンベール・ド・ノルマンディーのクリーミーな味わいと、北フランスの軽めの赤ワインが良く合います。ワインの軽やかな酸味とフルーティーな風味が、カマンベールの濃厚なテクスチャーとバランス良く調和します。お互いの特徴が引き立ち、相性が抜群です。
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シードル
シードルの爽やかな酸味と微かな炭酸が、カマンベールの濃厚な味わいを引き立てます。この組み合わせは、フランスのノルマンディー地方で伝統的に楽しまれており、お互いを調和させたすばらしい組み合わせです。
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終わりに
今回は白カビタイプのカマンベール・ド・ノルマンディを紹介させていただきました。エピソードとともにワインとのマリアージュを楽しんでいただけたら幸いです。今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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