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シャウルスの秘密に迫る。フランス王室に愛された至高のチーズ

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りえパンダ

シャウルスってどんなチーズなんだろう?

夫パンダ

今回は白カビタイプのシャウルスについて解説いたします。

目次

シャウルスとはどんなチーズ?

タイプ白カビタイプ
原産国フランス
原料牛乳
乳脂肪分50%
熟成期間15日

シャウルスはフランスのチーズで、もともとはシャンパーニュ地方のシャウルスの村で製造されましたが、現在はブルゴーニュ地方でも製造されています。

外側は微かな白カビで包まれ、中は細かく滑らかな口どけが特徴です。熟成が浅い場合はややもろさが感じられるかもしれませんが、熟成が進むと、豊かなコクと旨味が深まり、力強い白カビチーズの特徴を楽しむことができます。クリーミーな食感が好みの方には、チーズの側面を軽く押して、弾力を感じるまで熟成させるのがおすすめです。

シャウルスにまつわるエピソード

シャウルスは、12世紀頃から存在する歴史あるチーズです。当初はブルゴーニュの修道院で生産されていましたが、現在はシャンパーニュからブルゴーニュ地方で作られています。このチーズの名前は、シャンパーニュ地方に隣接する小さな村「シャウルス」に由来しています。町の紋章には「シャ(猫)」と「ウルス(熊)」が描かれており、ユニークな象徴となっています。

14世紀には、このチーズがフランス王のテーブルに供されていたとの記録が残っています。当時のフランス王妃であったマルグリットは、ブルゴーニュ出身であり、故郷のチーズを王宮でも愛用していました。このように、シャウルスは長い歴史と王室に愛された経緯を持ち、その伝統と繊細な味わいが魅力となっています。

シャウルスは、古くから大切に守られてきた伝統的なチーズであり、その特徴的な歴史と上品な風味は、食卓に華やかさをもたらします。ぜひ一度、シャウルスの繊細な味わいを楽しんでみてください。

シャウルスに合うワイン

ブルゴーニュの白ワイン

シャウルスのクリーミーさと豊かな味わいが、シャブリのミネラルな特徴と鮮やかな酸味と相まって、口の中で素晴らしい調和を生み出します。シャブリのシャープな風味が、シャウルスの白カビの風味を引き立て、より一層奥深い味わいを楽しむことができます。

シャンパン

シャウルスの繊細な味わいとコク、そして白カビの風味は、シャンパンの上品な泡と相性が抜群です。シャンパンの酸味やフルーティーな香りが、シャウルスのクリーミーさを引き立て、舌の上で華やかな調和を生み出します。特に、シャンパンのドライなスタイルやブリュットのタイプが、シャウルスの風味を引き締める効果があります。

終わりに

今回は白カビタイプのシャウルスを紹介させていただきました。エピソードとともにワインとのマリアージュを楽しんでいただけたら幸いです。今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

ワインを飲む量は年間350本。
IT系会社勤務、ワインを学び続ける2児のパパ。
【保有資格】
・日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
・日本ソムリエ協会認定ワイン検定講師

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