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モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ。口の中でとろける至高のチーズ
りえパンダ
モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナってどんなチーズなんだろう?
今回はモッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナについて解説いたします。
目次
モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナとはどんなチーズ?
タイプ | フレッシュタイプ |
原産国 | イタリア |
原料 | 水牛 |
乳脂肪分 | 52% |
熟成期間 | なし |
モッツァレッラは、そのまま食べるとジューシーなミルクが広がり、加熱すると弾力性のある糸を引くチーズです。日本でも牛乳を使用したものが一般的に作られていますが、本来のモッツァレッラはイタリア南部のカンパーニャ州で水牛の乳から作られます。
水牛の数や搾乳量が限られているため、水牛乳は貴重なものとなっています。水牛乳は乳脂肪分が豊富であり、モッツァレッラの食感はしっかりしており、風味も豊かです。正式な呼称としては、水牛乳製のものには「ブーファラ」(水牛の意味)と「カンパーニャ」(産地名)が付けられます。
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モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナにまつわるエピソード
かつてはモッツァレッラは水牛乳で作られていましたが、水牛の数が一時的に減少したため、牛乳での生産が盛んになりました。牛乳製のモッツァレッラはさっぱりとした味わいで長期保存も可能で、多くの支持を得て、水牛の数が再び増えた今日でも、牛乳を利用して作られることも多くあります。
モッツァレッラの特徴は作り方にあります。まず特徴的なのが、ミルクを凝固させて水分を抜き、その後、熱湯を加えて練り、繊維状の生地を作るパスタフィラータ製法です。そして、その生地をもちのようなかたまりにし、二人で引きちぎる作業「モッツァーレ」と呼ばれる工程に進みます。実際、モッツァレッラという名前はここから由来しています。
パスタフィラータ製法は南イタリアのチーズ作りで一般的ですが、モッツァーレの工程はこのチーズ独特のものです。しかし、近年は機械化が進んでおり、手で引きちぎる作業はあまり見られなくなってきました。
モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナに合うワイン
カンパーニャ州のすっきり白ワイン
同郷カンパーニャ州のすっきり白ワインがおすすめです。
モッツァレッラのクリーミーで柔らかな風味と、カンパーニャ州の白ワインのさわやかな酸味とが相まって、素晴らしい調和を生み出します。白ワインの酸味は、モッツァレッラの濃厚な味わいを引き立て、口の中で爽やかな感覚を与えます。また、モッツァレッラのミルクの甘みと白ワインのフルーティーな香りは相互に補完し合い、食事全体のバランスを整えます。
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終わりに
今回はフレッシュタイプのモッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナを紹介させていただきました。エピソードとともにワインとのマリアージュを楽しんでいただけたら幸いです。今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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