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もう悩まない!ワインの選び方を徹底解説|購入時に見るべきポイントは?

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「家で飲むためのおいしいワインが買いたい」「友人宅でのパーティーのお土産にワインを持っていきたい」

ワインを買う理由はさまざまですが、慣れないうちは何を基準にワインを買えばいいのか分からず、お店に並ぶ多数のワインを前に戸惑ってしまうこともありますよね。

予算に収まるものから適当に選んだり、店員さんに勧められるままに決めたり……。せっかくワインを買いに来たのに、今いち楽しめなかったモヤモヤを経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなモヤモヤを解消してワイン選びをもっと楽しむには、ワインの選び方の基本を押さえるのが一番。見るべきポイントが分かってしまえば、お店に並ぶたくさんのワインから宝探しのようにお気に入りの1本を探したくなるはず。

本記事ではワインの選び方の基本や、ワインを比較する時に見るべきポイントを解説します。

目次

ワインを買う前に整理するポイントは?

「ワインを買おう」といきなりお店に行っても、慣れないうちはたくさんのワインの前で迷ってしまう可能性大。ワインを選ぶ前に整理しておくべきポイントがいくつかあります。

目的・シーンに合わせる

まず一番に、どんな目的やシーンでワインを飲むのかをはっきりさせると、ワイン選びがスムーズになります。

「毎日の家飲みで気軽に飲みたい」なら、お財布と相談して価格帯を決めたうえ、赤・白・スパークリング……と飲みたい気分のワインを絞り込んでいけばいいですし、パーティーのお土産や記念日の食事などであれば、華やかなスパークリングもおすすめです。

料理に合わせる

次に考えておきたいのは「どんな料理に合わせるのか」です。

香りや風味を楽しむワインは、合わせる料理との相性(マリアージュ)次第でいっそう深く味わうことができます。

よく「肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン」という言葉を聞きます。決して間違いではありませんが、すべてが当てはまるということでもありません。肉料理に相性のよい白ワインもありますし、反対に赤ワインと魚料理が合うこともあるからです。

そこでおすすめの考え方が「料理や食材の色とワインの色を合わせる」です。

牛肉や羊肉などの赤い身の肉やまぐろなどの赤身の魚、ビーフシチューなどこくのある料理には、タンニン(渋み)がしっかりとした赤ワインがよく合います。

一方白ワインを合わせたいのは、鶏肉や豚肉など白っぽい身の肉や白味魚、オイルや塩で味つけした野菜など。

チーズやシャルキュトリーなどいわゆるおつまみの類には、白・赤・スパークリングと、比較的どのワインも合わせやすいでしょう。和食には、辛口のスパークリングや白が合うとされています。

また、「味の濃淡」についても料理とワインのトーンを揃えるのがおすすめです。あっさりとした味付けの料理ならワインも軽やかな味わいのもの、ガツンと濃い味付けの料理なら深いこくのあるワインがよいでしょう。

予算はどれぐらい?

最後に忘れてはならないのが、予算を決めておくこと。

一般に、ワインは「高価であればあるほどおいしい」の原則が当てはまります。高いワインを買えば、まず間違いなく「外れ」のワインには当たらないでしょう。

ひとつの目安として、2000円台以上のワインであれば、「大外れ!」のワインにあたることは少ないといえます。

それでは安価なワインはおいしくないのかというと、そんなことはありません。今では低価格帯のワインにもたくさんのおいしいワインが出回っています。

大体の方向性を決めておこう

以上の3つのポイントを整理すれば、「今日はがっつり贅沢にステーキを食べたいから、パンチのきいた赤ワインを3000円くらいで買いたい」など、大体の方向性が見えてくるはずです。ここまで整理してからお店に行けば、お買い物がスムーズになります。

「今日はこの1本」の決め方は?

欲しいワインのイメージが固まったら、実際に店頭でワインを見比べて「今日の1本」を決めましょう。

とはいえ、店頭に並ぶワインの種類は実に多数。ワインを比較するためのポイントや基準を何も知らない状態では、なかなか1本を選ぶのは難しいですよね。

ワインに貼られた「ラベル(エチケット)」と店頭の「プライスカード」。この2つに詰め込まれている情報を参考にすることで、自分がイメージしているワインに合うかどうかを判断できます。

それでは、この2つの読み方を解説していきます。

エチケットには情報がたくさん

ワインに貼られているラベルのことを、フランス語ではエチケットと呼びます。エチケットとは元々、フランス宮廷に入る際に守るべきことを書いた札やその作法のことを指しました。このことからワインのラベルをエチケットと呼ぶようになったともいわれています。

エチケットからは、ワインのさまざまな情報を知ることができますが、エチケットに記載されているのは、造られた国の言語なので読み取るのが難しいかもしれません。

また、エチケットの表記の仕方は国によって違く、大きく「旧世界」と「ニューワールド(新世界)」に分かれます。

「旧世界」
フランス、イタリア、ドイツ、スペインなどワイン造りの歴史が古い国々

「ニューワールド(新世界」
アメリカ、チリ、オーストラリア、南アフリカなど歴史が浅い国々

「旧世界」のエチケット

旧世界はワインの歴史が長く、ワイン法が厳しく定められている地域がほとんどです。そのためエチケットにはあまり情報が載っておらずブドウ品種などはほぼ記載されていません。というのも、ワイン法で品種が決められているため、地域名を見れば品種もわかるためです。例えば、ブルゴーニュの白ワインであれば「シャルドネ」が使われているとわかります。

そのため各地のワイン法を覚え、産地から品種を判断する知識が必要になります。初心者には不親切ですが、これはどうすることもできず覚えるしかありません。でも、覚えておくと箔がつきます。

「ニューワールド」のエチケット

ニューワールドは単一品種で造られることが多く、ほとんどのワインがブドウ品種も記載しています。初心者向きでとても分かりやすく、自分の好みのワインを探しやすいです。

味わいや香りの情報はプライスカードで

味わいや香り、辛口か甘口かなど、具体的な味の情報を知るには、売り場でプライスカード(POP)をぜひ活用しましょう。ここでは、プライスカードに掲載される主な項目の読み方を解説します。

赤ワインは「ボディ」

赤ワインの味わいを表現する際、「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」など、「ボディ」という言葉が使われます。定義が難しい言葉ですが、「ボリューム感」に近いイメージです。

フルボディとされるワインは、タンニンが強くどっしりとした印象。肉料理の中でも、牛や羊など、がっつり肉の味わいを楽しむ料理におすすめです。

ミディアムボディは、ほどほどのバランスのとれた赤ワイン。しっかりとした味付けの鶏料理などによいでしょう。

ライトボディは、その名の通り軽やかで渋みも抑えられた赤ワインです。さっぱりとした鶏料理のほか、クリーミーな魚料理にも合います。

白ワインは「甘口〜辛口」

一方、白ワインではボディという表現はあまり使いません。代わりに「甘口」「辛口」で表現します。これには発酵の度合いが関わっています。

ワインは、ぶどうの糖分を発酵させることでアルコールにしています。そのため、発酵を途中で止めていればアルコール度数は低く、ぶどうの糖分が残っているため甘口になります。

しっかりと発酵を進めていれば、ぶどうの糖分がすべてアルコールになるため辛口となり、アルコール度数も高くなります。

ほかにも香りや味わいの情報がたくさん

プライスカードに記載される情報はお店によってさまざまですが、ワイン専門店をはじめとする熱心なお店では、さらに詳しい風味の情報や合う料理など、さまざまなことがプライスカードに書かれています。ワインのおいしさを伝えたい店員さんの熱意が伝わってきて、読んでいるだけでも楽しいものです。プライスカードを読み比べながら、お気に入りの1本を見つけてみてください。

一人で選ぶのが不安なら?

ここまで、ワインを選ぶ時の原則や押さえるべきポイントを説明してきました。

ワイン選びに絶対の正解はありません。上記を踏まえつつ、最後は自身が心ひかれるものを選ぶのが一番です。たとえ飲んだ後に「あれ、想像と違ったな」と思ったとしても、次のワイン選びの材料が増えたと思えば楽しめるのではないでしょうか。

ですが、初めのうちは一人で選ぶのに不安が生じることもあるはずです。そんな時は、無理せずお店の方に相談するのが近道です。

相談するときのポイント

とはいえ、ただ「おすすめのワインを教えてください」と伝えるだけでは、スタッフの方も選びにくいでしょう。ここまで解説してきた原則を踏まえ、目的やシーン、予算、合わせる料理や好みなどを伝えるようにしましょう。ぴったりの1本をセレクトしてくれるはずです。

直接相談するのが苦手(恥ずかしい)かた

スタッフの方にワインを相談したくても最初は恥ずかしかったり、不安な方もいるのではないでしょうか?

そんな方にはネットでスタッフに相談しながらワインが購入できるうれしいサービスがあります。ネットでの相談であれば、覚えた知識や好みをうまく伝えられるのではないでしょうか?是非一度お試しください。

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おわりに

知れば知るほど奥が深いワインの世界。本記事ではそのほんの一部をご紹介しましたが、味や香りの違いを作るものがなんなのか分かると、ワインがそれぞれ異なる個性を持ったものであることが見えてきます。実際に飲んでみれば、さらに驚きや発見に出会えることでしょう。ぜひワイン選びを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

ワインを飲む量は年間350本。
IT系会社勤務、ワインを学び続ける2児のパパ。
【保有資格】
・日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
・日本ソムリエ協会認定ワイン検定講師

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