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【2023年版】ワインの資格ならワイン検定がおすすめ!試験概要や難易度、合格率を解説
りえパンダ
ワインが趣味ってちょっとカッコいいな。でもどうやって勉強など始めたらいいんだろ?なんだか難しそうだし。
だったらまずはワイン検定を目指してみるのはどうでしょうか。ワイン検定は入門には最適の難易度ですし、合格すると認定カードと認定バッチももらえますよ!
すごい興味あるな。どうやって受ければいいんだろう。
ここではワイン検定について詳しく解説します。
- ワイン検定はどんな試験か
- 試験までの流れ
- ワイン検定を合格するとどんなメリットがあるか
- ワイン検定の勉強方法
などを、ワイン検定講師の資格を持つ夫パンダが詳しく解説させていただきます。
目次
J.S.A.ワイン検定ってなに?
「J.S.A.ワイン検定」とは、ワインに興味をお持ちの方を対象に、ワインの基礎的な知識の普及を目的とした 一般社団法人日本ソムリエ協会が主催する検定試験です。
一般社団法人日本ソムリエ協会
ワイン等の飲料の普及や食品衛生の向上等を目的とし、ソムリエ等の育成、会員の資質向上のため講習会やコンクール、ソムリエ試験やワインエキスパート試験、ワイン検定を主催しています。会長はあの有名な田崎真也さんです。
ワイン検定のクラスについて
ワイン検定は、2つのレベルが設定されています。
ブロンズクラス
入門編としてご家庭でワインを楽しく飲んでいただける知識を習得します。
試験問題:全50問
費用:受検料11,000円(テキスト代、認定料含)
シルバークラス
ブロンズクラス認定者を対象に、レストランやワインショップでソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。
試験問題:全70問
費用:受検料15,000円(テキスト代、認定料含)
ワイン検定の受験資格
ブロンズクラス:受検日において20歳以上の方
シルバークラス:J.A.S.ブロンズクラス認定者
いきなりシルバークラスは受けれないのです。
申し込み方法と当日のスケジュール
STEP
受講料を入金する
受講料を入金すると、テキストなどの書類が後日郵送で届きます。
STEP
テキストで自習する
届いたテキストで事前に自習をしておいてください。
STEP
試験当日、試験会場で講習会を受け、試験を実施する
試験会場にて講習会(ブロンズクラス90分、シルバークラス120分)を受けた後、試験(40分)が実施されます
STEP
合格の場合は認定書と認定バッチを郵送で受け取る
次章の「合格したらもらえるもの」をご参照ください。
合格したらもらえるもの
合格者には認定カードと認定バッチ(タスト・ヴァン(利き酒用の銀製杯)をかたどったバッチ)が授与されます。さらに、シルバークラス合格者には、「シルバークラス」の呼称が記載された名刺が授与されます。
【出典】一般社団法人日本ソムリエ協会
いいなあ!私も欲しいな。頑張って勉強しよう!!
合格率
合格率は発表されていないため、詳しい合格率は不明です。
ブロンズクラスは基本的な内容が中心であり出題範囲も狭いため合格率は非常に高いと思われます。
一方、シルバークラスは出題範囲もやや広く、難易度もかなり高くなります。事前勉強等をしていないとまず受かりません。シルバークラスに合格できる実力があると相当な知識が身についているため、ワインエキスパート試験なども目指せる土台の知識が身についた状態になっています。
ワインエキスパート試験とは、一般社団法人日本ソムリエ協会が認定する、酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有する者を認定した資格です。ソムリエと同レベルの知識を有しますが、ソムリエ試験はプロフェッショナル向け、ワインエキスパート試験はワイン愛好家向けと区別されています。
なお、総合格者数は非公開ですが、総受験者数は以下の通りとなっています。
【ブロンズクラス】
第1回2012年11月開催~第14回2018年9月開催まで 約1万2400人
【シルバークラス】
第1回2014年開催~第5回開催まで 約4400人
2023年のスケジュール
受付期間の間に、公式サイトから申し込み(会場と講師を選ぶ)を行ってください。
ブロンズクラス
受付期間:
2023年1月11日(水)~2月9日(水)
開催日時:
2023年3月11日(土)・12日(日)・15日(水)
受付期間:
2023年7月6日(水)~8月4日(金)
開催日時:
2023年8月31日(木)・9月2日(土)・3日(日)
シルバークラス
受付期間:
2023年9月8日(金)~10月7日(土)
開催日時:
2023年11月4日(土)・5日(日)・6日(月)
試験勉強について
ブロンズクラス、シルバークロスともに出題範囲は事前に送られてくるテキストの範囲になります(テキストに記載のない内容は出題されません)。
当日は講習会(ブロンズクラス90分、シルバークラス120分)が実施されてからテストになります。
講師はテスト内容を知っており受講生には合格してほしいと思っております。ですので講習会ではテストの点数に直結する内容を説明していただけると思います。
ブロンズクラスは事前の勉強をほとんどしなくても、当日の講習会を受けるだけで合格できる可能性もあります(ブドウ品種を10個程度覚える必要があります。まったくの初心者の方は事前にテキストでブドウ品種だけは覚えてから当日臨んだほうがよいです)。
シルバークラスについては当日の講習会だけで合格することはまず不可能です。事前にテキストの勉強が必要になります。シルバークラスはテキストの内容量も多くなり、主要な国の産地や醸造ルールなどを覚える必要があります。
終わりに
ワインはセレブや意識高い系の方の趣味で敷居が高そうなイメージがありますがそのようなことはありません。
時間のない主婦の方やこれからセカンドライフを楽しもうとしている方などにも非常におすすめな趣味です。
是非ワイン検定をきっかけに、ワインを貴方の趣味の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。