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映画に登場したワイン紹介。ワインを知ると映画はもっと楽しい!
りえパンダ
今週末はのんびり映画でも観ようかな?
映画監督にはワイン好きの方が多く、しばしば登場人物の状況や心情、物語の行く末とワインをリンクさせて描写されることがあります。ワインに着目すると映画がより楽しくなりますよ。
目次
ワインが登場する映画
007スペクター(2015)
ジェームスボンドが活躍するスパイ映画として有名なこのシリーズには数々のワインが登場します。ジェームスボンドはお酒への知識が深く、ワインやシャンパーニュが事件の謎を解くカギや、粋な小道具として役割をはたしています。
列車の食堂車でジェームス・ボンドの前に、シルクのロングドレスを身にまとった仇敵の娘マドレーヌ・スワンが現れ戦闘シーンになる場面でフランスボルドーの銘醸シャトー・アンジェリュスが登場します。ワインは戦闘シーンをスタイリッシュかつハイテク化をリンクさせる重要なツールとなっています。
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007シリーズは1962年の第1作から長く続く人気シリーズですが、ボンド役が代っても、監督が代っても、必ず登場する「お約束」が、名前を聞かれた時の「My name is Bond, James Bond」という台詞と、シェイクしたマティーニ、そしてシャンパーニュの3つだそうです。
そしてそのほぼすべての作品で登場しておりジェームスボンド御用達のシャンパーニュが「ボランジェ」です。
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ジュリエットからの手紙(2010)
「ロミオとジュリエット」で名高いイタリア・ベローナで行われている、世界中から届く恋愛相談の手紙に「ジュリエットの秘書」と呼ばれる女性たちが返信する「ジュリエットレター」を題材にした恋愛ドラマです。
主人公のソフィは、50年前に書かれたクレアというイギリス人女性の手紙を見つけ、それをきっかけに、ソフィとクレアはかつてのクレアの恋人を探す旅へ出ます。
道の途中のレストランでワインを飲むシーンがあります。さらにそのワインが造られたワイナリーでクレアは恋人と再開します。そのワインこそ「カパルツォ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」です(ワイナリー「カパルツォ」)。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはバローロ、バルバレスコとともにイタリアの三大赤とも称される非常に有名なワインです。
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大統領の料理人(2012)
「フランス最後の国父」と称されるフランソワ・ミッテラン大統領に仕えた、仏官邸史上唯一の女性料理人ダニエル・デルプエシュの実話をもとに、大統領のもとで働く女性シェフの奮闘を描くドラマです。
大統領の一族が集う昼食会で、官邸のソムリエールが「シャラント風スープ」に合わせて提案したのがこの「ニコラ・ジョリー クール・ド・セラン」。
ニコラ・ジョリーは「ビオディナミの伝道師」とも呼ばれ世界中で栽培者への啓蒙や講演活動を実施。圧倒的な存在感を放つ白ワインを生み出しています。
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タイタニック(1997)
1912年、イギリスのサウザンプトン港から処女航海した豪華客船タイタニック号。青年ジャックは上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、船上から身を投げようとしたローズを救った。お礼に船上のパーティーへと招待された時、「シャンパンをもう少し」と言ってグラスを差し出した時のワインが皆様ご存知のモエ・エ・シャンドン・ブリュット・アンペリアルでした。
なお、アンぺリアルとは「皇帝」という意味です。
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また、映画には登場しませんが実際の「タイタニック号」の乗客に振舞われたワインの一つが、「トラベナー・ヴュルツガルテン リースリング・カビネット」というドイツワインであった事が、ロンドンの歴史研究者により判明しました。
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カサブランカ(1942)
ちょっと古い映画になりますが、主演ハンフリー・ボガートによる名セリフ「君の瞳に乾杯」でも広く知られる名作ラブロマンス。
この誰もが知る名セリフ「君の瞳に乾杯」が飛び出したシーンで飲まれたワインが「G.H.マム コルドン・ルージュ」です。
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