【西オーストラリア州】知られざる圧巻の絶景とプレミアムワインの宝庫！

2022年8月10日2022年10月26日

オーストラリア旅行、留学といえば、ほとんどの方がシドニーやメルボルン、ケアンズなどの東海岸を思い浮かべるでしょう。
では、西オーストラリア州には何があるのでしょうか？

実は、西オーストラリア州は、他州では見られない動植物や、オーストラリア随一とも言える純白のビーチ、広大なアウトバックなど、ユニークな見どころが満載なんです。

今回は、そんな西オーストラリア州の知られざる魅力に迫りましょう！

西オーストラリア州ってこんなところ

英語表記：Western Australia （WA）
州都：パース
州面積：約264万km2
州人口：約259万人
日本との時差：-1時間（サマータイムなし)

オーストラリア大陸の西側3分の1を占める西オーストラリア州。
日本の約7倍の面積に、人口はたったの250万人ほど。
さらにその大部分が州都のパース近郊に集中しているため、パースから車で数時間北上するだけで、人に出くわすことのない荒野のロードトリップの始まりです。

広大なため、北部の熱帯性から中部の砂漠性、南部の温帯性まで、気候にも多様性が見られるのが大きな特徴。

西オーストラリア州の魅力はなんと言っても、他州では見られない動植物や、手つかずの大自然に出会えることに尽きます。
そのため、西オーストラリア州に魅了された旅行者は、そろって「また戻って来たい！」と大絶賛。
広大かつ見どころが州全体に点在するため、ポイントを絞って観光するのがおすすめです。

西オーストラリア州のおすすめ観光スポット

キングス・パーク（King’s Park）

州都・パースの市街地から約1.5㎞の小高い丘の上に位置するキングス・パークは、パース市民の憩いの場として愛される公園です。
総面積400ha以上と、なんと東京ディズニーランドの5倍というあまりの広さに、衝撃を受ける方も多いはず。

パースの美しい街並みが一望できる絶景スポットや、西オーストラリア州特有のワイルドフラワーが咲き乱れるボタニカルガーデンなど、エリアごとに異なった楽しみ方ができます。　
芝生に寝転がってのんびり過ごすだけでも幸せな気持ちになれるスポットです。

シャーク・ベイ（Shark Bay）

パースから北に約850㎞に位置するシャーク・ベイは、絶滅危惧種のジュゴンや世界最古の生命体、ストロマトライト（黒い岩のように見える藻類の一種）が生息するエリアとして世界遺産に登録されています。
毎朝決まった時間にやってく野生イルカが見られる「モンキー・マイア」や、真っ白な貝殻で埋め尽くされた「シェル・ビーチ」、世界最古の生物・ストロマトライトの群生地「ハメリン・プール」が見どころとして人気です。

ニンガルー・コースト（Ningaloo Coast）

長さ約260kmにおよぶ世界最大級のサンゴ礁があるニンガルー・コースト。
200種以上のサンゴや、500種以上の魚たちが生息する海洋生物の宝庫として世界遺産に登録されている海域です。
透き通ったターコイズブルーの海は、マンタ、ウミガメ、ジンベイザメ、さらにはザトウクジラと一緒に泳げる世界屈指のスポットとして、世界中からダイバーが訪れます。
シュノーケリング初心者でも安全に遊泳体験できるので、ぜひトライしてみてください。

カリニジ国立公園（Karijini National Park）

パースから北東へ約1400km、西オーストラリア州の中ほどに位置するカリジニ国立公園。
ここでは、地殻変動や侵食など、20憶年以上もの年月をかけて創られた圧倒的な自然美に出会えます。
ダイナミックな渓谷や断崖、岩壁に囲まれた天然のプールや滝など、思いっきり遊んで地球のエネルギーを感じましょう。
ベストシーズンは、6～9月の冬期です。逆に11月～4月の夏は気温が上がりすぎるため、あまりおすすめできません。

エスペランス（Esperance）

オーストラリアの代名詞、誰もが憧れる青い海、真っ白なビーチ…
そんなときめく光景に出会えるのが、エスペランスです。

南極海に面するエスペランス周辺の海は、オーストラリア屈指の美しさと評されます。
紺碧の海と真っ白なパウダーサンドの感動的な組み合わせには、「楽園」の二文字がぴったり。

パースから車で8時間とかなり不便な場所ではありますが、一見する価値は大いにあります。

西オーストラリア州おすすめワイナリー

パースから南に3時間の位置にあるマーガレット・リバーは、世界中のワイン好きが憧れるプレミアムワインの産地です。
気候が温暖かつ乾燥していることに加え、インド洋からの海風と、ハイクオリティなワインを生み出せる条件が揃っており、近年世界中から注目を集めています。

ルーウィン・エステート（Leeuwin Estate）

マーガレット・リバーへ来てルーウィンに行かないという人はいない、というくらい有名なワイナリーです。
ワインとフードのハーモニーを最大限に引き出すことをコンセプトとしており、ワイン一つ一つに合ったこだわりのフードを味わえるのが魅力。
普段ワインを飲まない方でも、ワイン本来の楽しみ方に触れられることでしょう。

また、ルーウィン・エステートが目指すのが、ワインとアートの融合。
西オーストラリア出身のアーティストが手掛けたアート作品をワインラベルに起用し、セラードアの手前にはアートギャラリーを設けています。