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パスタにはやっぱりイタリアワイン! パスタとワインのペアリング

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気軽に作ることができるカジュアルなデイリーパスタから、レストランでの洗練された味わいのパスタまで、日本でもすっかり定番となったパスタ料理。
スパゲッティを代表するロングパスタ、バラエティ豊かなショートパスタ、いろいろな具材と数々のソース、ひとことでパスタといっても、その味わいは本当にさまざま。そんな多岐にわたる味わいのパスタにはどんなワインを合わせるのがよいのでしょうか?
今回は、本国イタリアで実際に楽しまれているパスタ&ワインのペアリングをご紹介します。

目次

オイル系パスタと合うワイン


オイル系パスタというと、ニンニクと唐辛子を使ったアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのスパゲッティが有名ですが、そのほかにもいろいろな食材を使用したパスタがあります。オイルベースのパスタは特に野菜と相性がよく、イタリアの家庭で最もポピュラーなのがオイル系パスタです。春はアスパラガス、夏はズッキーニ、秋はカボチャ、冬はブロッコリーなど、季節を楽しむならオイル系パスタが一番!シンプルな調理法だけあって、素材の味が活きてくるパスタ料理になります。いろいろな具材を使って作ることができるため、飽きることもありません。作り方も簡単。オリーブオイルで野菜を炒め、ゆでたパスタを混ぜれば出来上がり。そして、ヘルシーなのも家庭で愛されている理由です。
オイル系パスタには、フレッシュな果実味と厚みのある白ワインがよく合います。南イタリアのカンパニア州のファランギーナやフィアーノ・ディ・アヴェッリーノが特におすすめです。

クリーム系パスタとあうワイン


生クリームのコクがおいしさのポイントであるクリーム系パスタは、ファンの多いメニューです。
イタリアでは、クリーム系パスタは、伝統的に北イタリアでよく食べられていて、サーモンのクリームパスタやキノコのクリームパスタ、ハムやベーコンのクリームパスタなどが定番です。タリアテッレなどの卵入りのパスタや詰め物パスタとも相性がいいクリーム系。とろっとした質感とクリーミーな食感は、ちょっとリッチな気分にさせてくれます。
脂肪分が多い生クリームを使うこのパスタには、しっかりした酸味のある香り高い白ワインがぴったりです。クリームに足りない酸味をワインで補ってあげると、料理を食べて&ワインを飲んで、の連鎖反応が止まりません。そして、クリーム系パスタのふくよかな味わいには、アロマ高いワインの香りがよく合います。北イタリア産のソーヴィニヨン・ブランがおすすめです。

トマトソースのパスタと合うワイン


イタリアンパスタの象徴ともいえるトマトソース。子どもから大人まで不動の人気のパスタです。トマトの味をふんだんに楽しむことができ、特に夏の熟したトマトで作るパスタは絶品。
トマトは、オリーブオイルを使って、弱火でゆっくり加熱すると甘みが出てきます。トマトの酸味と甘みが感じられるこのソースには、フレッシュ感とやわらかさの両方がある白ワインがマッチします。特に、イタリア中部のウンブリア州のオルヴィエート周辺で造られる同名のワイン、オルヴィエートがおすすめです。オルヴィエートはトレッビアーノなどがブレンドされているフレッシュなワインで、トレッビアーノはイタリア国内で一番多く栽培されている白ブドウ品種です。

ミートソースのパスタと合うワイン


牛ひき肉と香味野菜そしてトマトを長時間コトコト煮込んだミートソースは、コクたっぷり。デイリーのパスタというより、ちょっと特別感があります。イタリアでは日曜日の食事の定番で、レストランでも人気のあるメニューのひとつです。太めのパスタをからめて味わって食べるミートソースパスタは食べごたえもあります。
そんなしっかりとした味わいのミートソースには、果実味たっぷりのしっかりしたボディの赤ワインを合わせましょう。イタリア中部のアブルッツォ州のモンテプルチアーノ・ダブルッツォがおすすめです。
牛ひき肉だけでなく合いびき肉で作るいわゆるボロネーゼソースは、豚肉の脂肪分が感じられます。酸味のある赤ワインを合わせるとミートソースの深みをより引き出してくれます。ボロネーゼソース発祥の地エミリア・ロマーニャ州のサンジョヴェーゼや、お隣のトスカーナ州のサンジョヴェーゼがぴったりです。

魚介のパスタと合うワイン


ボンゴレやムール貝、エビ、イカなど、海の香りが感じられる魚介のパスタも忘れることはできません。魚介の出汁を吸ったパスタは、うまみたっぷり。
そんな魚介のパスタには、フレッシュでミネラル感のある白ワインを合わせましょう。魚介のペアリングワインといえばヴェルディッキオ。中部マルケ州で造られる白ワインで、イタリアでも魚介料理に合うといわれています。
ヴェルディッキオは、柑橘系のフルーツの香りが感じられ、ミネラリーでさわやか。後味にアーモンドのような心地よい苦味があります。その香りと味わいが、ミネラルとうまみがある魚介にぴったりです。

風味豊かなイタリア名物パスタに合うワイン

ジェノヴェーゼペースト


バジル、松の実、パルミジャーノチーズ、オリーブオイルを使ったジェノヴェーゼペーストは、最もよく食べられているペーストといってよいでしょう。市販のジェノヴェーゼペーストは、ゆでたパスタに混ぜるだけであっという間に完成するので、その手軽さも人気の理由のひとつです。夏のフレッシュなバジルを使って手作りすれば、そのおいしさは格段にアップします。
オリーブオイルとチーズがたっぷり使われていて、ふわっと広がるバジルの香りと香ばしい松の実の風味があるジェノヴェーゼペースト。豊かな酸味とアロマのある白ワインをペアリングしましょう。ジェノヴェーゼペーストが生まれたリグーリア州のヴェルメンティーノ、またはサルデーニャ島のヴェルメンティーノは、風味豊かなジェノヴェーゼペーストをさらにおいしくしてくれます。

カルボナーラ


みんな大好きカルボナーラ!卵黄とペコリーノチーズの濃厚なソースがパンチェッタ(イタリアでは豚の頬肉のグアンチャーレ)の脂肪分と合わさって、コクのある味わいとなるパスタです。さらに胡椒がプラスされ、パンチも効いています。イタリアではカルボナーラに生クリームが使われないということは、日本でもかなり知られているかと思います。
そんなカルボナーラはけっこうヘビー。すっきりした白ワインで調和をとってあげるのが正解です。カルボナーラ発祥の地ローマの周辺で造られるフラスカーティは、カルボナーラの王道ペアリングワインです。

ラザニア


ラザニアもイタリアの代表的なパスタで、ミートソースとベシャメルソースとパルミジャーノチーズと卵入りパスタが層になった豪華料理。大きなものを切り分けて食べるため、パーティなど人が集まるときに食べられる定番料理でもあります。もちろんレストランの人気メニューでもあります。
ミートソースにベシャメルソースの脂肪分がプラスされ、濃厚さはマックス。そんなラザニアは、軽やかなワインで料理とのバランスをとりましょう。ラザニアの故郷エミリア・ロマーニャ州の微発泡の赤ワイン、ランブルスコはまさにラザニアにぴったり。ライトな泡立ちとフルーティな味わいのランブルスコを合わせることで、料理もワインもおいしさが倍増します。その土地の郷土料理とその土地の名産ワインが合う、とよくいわれますが、ラザニア&ランブルスコはその典型です。

まとめ


日常的にいろいろな味わいを楽しむことができるパスタ料理。ぜひイタリアのワインを合せてみてください。パスタをより堪能できること間違いなしです!

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