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ミラノからローマまで、イタリアのおすすめワイン産地巡り

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目次

パンダ家イチオシ「イタリアワイン」

イタリアワインの概要

客が訪れる観光大国。歴史、芸術、音楽、ファッション、サッカー、そしてグルメとワインといった魅力がたくさん詰まっています。数多くの名所があり、訪れたかたも多いのではないでしょうか。


1度の旅行では楽しみきれないほどの見どころがあるため、リピーターが多いのもイタリアの特徴。そして、訪れたことがない人にとっては、あこがれの地でもあるイタリア。

今回は、そんなイタリアの人気の4大観光都市と、そこで飲まれているワインをご紹介します。

イタリアでは所変わると飲まれているワインもがらりと変わるため、ワインも旅の醍醐味。イタリアを旅しながら、ワインを楽しみましょう。

夫パンダ

今回はイタリア在住のソムリエの方に紹介(執筆)していただきます。

りえパンダ

イタリアワイン好きだから楽しみ!

ファッショナブルなミラノとワイン

イタリア旅行のツアーは、北から南下していくルートと南から北上していくルートに大きくわかれます。今回は、北のミラノから出発しましょう。


ミラノといえば、イタリアファッションの中心地、イタリア経済の拠点となる都市。

ハイセンスな人々とビジネスマンが行き交うミラノのシンボルといえば、ゴシック様式のドゥオモ。荘厳なドゥオモとイタリアオペラの最高峰スカラ座を結ぶアーケード、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世のガッレリアを歩けば、気分はミラネーゼ(ミラノの人)。

ショッピングした後、モダンなレストランで洗練された料理を楽しみましょう。

ミラノでまず飲みたいのは、スプマンテ(スパークリングワイン)のフランチャコルタ。ミラノが州都のロンバルディア州で造られるフランチャコルタは、きめ細かな泡立ちと果実味豊かなアロマが特徴で、なめらかな口当たりです。ビジュアルも美しい映える前菜を食べながら、エレガントなスプマンテを堪能しましょう。


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おしゃれなレストランで優雅にディナーをするなら、バローロまたはバルバレスコをメイン料理と合わせて、ぜひ飲みたいものです。

バローロとバルバレスコは、ロンバルディア州のお隣ピエモンテ州で造られる偉大な赤ワイン。「王のワイン、ワインの王」として君臨するバローロは重厚で複雑な味わい。一方、「イタリアワインの女王」と称されるバルバレスコは、繊細で奥深い味わい。

どちらも世界のワイン愛好家を魅了するワインで、贅沢なディナータイムを盛り上げてくれます。


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水の都ヴェネツィアとワイン

ミラノをあとにしたら、お次は水の都ヴェネツィアへ。ミラノから日帰りできる距離ですが、ワインを楽しみたいなら、ぜひ宿泊してみてください。というのは、ヴェネツィアにはバーカロ文化があるからです。

バーカロとは、気軽にワインを飲みながらおつまみを食べることができるお店のことで、ヴェネツィアにはバーカロがひしめき合っています。バーカロをはしごしながら、歴史あるヴェネツィアの街を歩くのがとにかく楽しい!ヴェネツィアの中心地、サン・マルコ広場を観光したら、さっそくバーカロ巡りに繰り出しましょう。

バーカロでまず飲みたいのは、やっぱりプロセッコ。プロセッコは、ヴェネツィアが州都のヴェネト州で造られているスパークリングワイン。フルーティーな味わいのプロセッコは親しみやすい味わいで、肩肘張らずにいつでも飲むことができます。地元の人たちは朝から飲んでいるくらいです。


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プロセッコの次に飲みたいのは、ソアーヴェ。同じくヴェネト州が産地のソアーヴェは、イタリアを代表する白ワインのひとつです。フレッシュな味わいで、心地よい苦味が感じられます。

プロセッコもソアーヴェも、カジュアルなバーカロのおつまみにぴったり。ヴェネツィアは海の都だけあって、魚介類が豊富。バーカロでは、イワシのマリネや小魚のフリットなど、プロセッコやソアーヴェと相性バツグンのおつまみがいっぱいです。ワインもおつまみもリーズナブルなので、いろいろ試してみましょう。


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花の都フィレンツェとワイン

ルネッサンス発祥の地フィレンツェは、観光の見どころが盛りだくさん。数日かけてゆっくり滞在したい街です。花の都と呼ばれるフィレンツェの中心であるドゥオモに圧倒され、イタリア最大の美術館であるウフィツィ美術館で名画を鑑賞したら、肉、肉、肉のグルメを楽しみましょう。

フィレンツェでおいしい魚料理を食べることは難しいので、魚はヴェネツィアでたっぷり食べておき、魚が恋しくならないようにしましょう(笑)。フィレンツェでは、前菜もパスタもメイン料理も、ひたすら肉ですから。

ワインは、とにかくキャンティ。キャンティは、フィレンツェが州都のトスカーナ州で造られ、イタリアを代表する赤ワインのひとつ。世界でもっとも名が知られているイタリアワインともいわれています。

その味わいといえば、酸味と果実味が特徴。フィレンツェとその南にあるシエナの周辺で造られ、産地が広いため、フルーティーなものからタンニンがしっかりしたものまで味わいはさまざまです。

価格にも幅があるので、予算に合わせて選ぶのもひとつの手。フィレンツェでは、レストランのワインリストにもワインショップの棚にも、キャンティがずらりと並んでいます。

いろいろなキャンティを飲んでみて、お気に入りの1本を見つけるのも楽しいです。どんなキャンティにも名物の肉料理が最高にマリアージュしますので、キャンティと肉料理をぜひ味わいましょう。


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フィレンツェから車で30分ほどでキャンティ地方に行くことができますので、ワイナリー訪問するのもおすすめです。なだらかな丘陵地帯とどこまでも広がるブドウ畑、おいしいワインは、旅の忘れられない思い出になることでしょう。

永遠の都ローマとワイン

コロッセオやフォロ・ロマーノを筆頭に、いたるところに遺跡があるローマ。永遠の都という呼び名にふさわしい壮大な街で、もちろんイタリアの首都。カトリックの総本山バチカン市国も含め、イタリア観光には外せないローマ。歴史という言葉をつきつけられるこの地では、ゆっくりと観光をした後に、風情のあるレストランで疲れを癒したいもの。

ローマの名物料理といえば、日本でも大人気のカルボナーラ。また、トマトをベースにしたアマトリチャーナのパスタもローマでよく食べられています。

では、ローマでよく飲まれているワインとは?ローマを州都とするラツィオ州は、主に白ワインの産地です。そのなかでも、親しまれている白ワインといえば、フラスカーティ。さまざまな料理に合わせることができるフードフレンドリーなワインで、カルボナーラやアマトリチャーナのパスタにもぴったり。


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同じくローマで飲まれているのが、ユニークな名前で知られるエスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ。12世紀、ドイツ人司教がバチカンへの道中、従者においしいワインがある宿に「Est(「ある」の意)」と書くようにと命じ、従者がモンテフィアスコーネの町で非常においしいワインを見つけ「Est! Est!! Est!!!」と書いたという言い伝えはあまりにも有名です。

さわやかな味わいの白ワインで、こちらもカルボナーラやアマトリチャーナのパスタと相性ばっちり。


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まとめ

イタリア旅行の4大観光都市ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ。それぞれの都市で地元のワインをぜひ飲んでみてください。

気軽に海外に行くことができなくなっている現在、旅行をあきらめざるをえないかたは、イタリアに思いを馳せながらグラスをかたむけ、グラスの先に広がる光景を想像してイタリアワインに酔いしれてください

そして願わくは、近い将来みなさんがイタリアを訪れることができますように。

世界のワイン産地を紹介している記事も宜しければご覧ください!

【特集記事】イタリアワインの読み物

イタリアに在住し、イタリアソムリエ協会のソムリエ資格を持つライター様がイタリアワインの魅力を余すことなく伝えてくれています。現地に住んでいるからこそわかるイタリアワインの世界について、ワインラバーには必見の見ごたえある特集です。

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この記事を書いた人

ワインを飲む量は年間350本。
IT業界勤務、ワインを学び続ける2児のパパ。
【保有資格】
・日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
・日本ソムリエ協会認定ワイン検定講師

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